ヨーロッパの「グルメランキングTOP10」を、口コミの傾向も交えながらざっくり“食べ歩きガイド”風にまとめます。
ここでは、口コミ評価を集計して選ばれたRestaurant Guruの「The 2023 Europe’s 50 best restaurants」の上位10店をベースにしています
- 1位 Belcanto(ベルカント)|リスボン/ポルトガル
- 2位 DiverXO(ディベルソ)|マドリード/スペイン
- 3位 Geranium(ゲラニウム)|コペンハーゲン/デンマーク
- 4位 Aqua(アクア)|ヴォルフスブルク/ドイツ
- 5位 Martín Berasategui(マルティン・ベラサテギ)|ラスアルテ=オリア/スペイン
- 6位 Uliassi(ウリアッシ)|セニガッリア/イタリア
- 7位 Ikoyi(イコイ)|ロンドン/イギリス
- 8位 Amador(アマドール)|ウィーン/オーストリア
- 9位 The Clove Club(ザ・クローブ・クラブ)|ロンドン/イギリス
- 10位 L’Auberge du Vieux Puits(ローベルジュ・デュ・ヴィユー・ピュイ)|フォンジョンクーズ/フランス
- まとめ:ヨーロッパのグルメランキングをどう使う?
1位 Belcanto(ベルカント)|リスボン/ポルトガル
- ジャンル:創作ポルトガル料理、2ツ星ミシュラン
料理の特徴
伝統的なポルトガル料理を、超モダンに仕立て直したコースが有名。ロブスター料理や乳のみ豚、海と山の素材を使った一皿など、見た目もアートのよう。
口コミ傾向
- 「遊び心がありながら味はクラシックで、完璧においしい」
- 「ワインペアリングが素晴らしく、サービスも世界レベル」
- 一方で、「料理は文句なしだが、技術を見せるための要素が多く少し“やりすぎ”に感じる皿も」というやや辛口レビューも。
2位 DiverXO(ディベルソ)|マドリード/スペイン
- ジャンル:スパニッシュ×アジア系フュージョン、3ツ星ミシュラン
- 雰囲気:店内には“飛ぶ豚”やカラフルなアートが並ぶ、完全に「劇場」。コース名も「空飛ぶ豚のキッチン」など、テーマパークのような世界観。
料理の特徴
スペインとアジア、ラテンアメリカのエッセンスを融合させた過激な創作料理。ガリシア産ロブスターにインド風のスパイスを効かせた一皿など、「こんな組み合わせアリ?」という驚き連続のテイスティング。
口コミ傾向
- 「人生で一番記憶に残る食体験」「味・香り・演出すべてが感情を揺さぶる」と絶賛が多数。
- その一方で「値段が非常に高く、サービスが混雑時にはやや慌ただしい」との声もあり、“究極のエンタメ”ゆえに評価が二極化することも。
3位 Geranium(ゲラニウム)|コペンハーゲン/デンマーク
- ジャンル:モダン・ニュー・ノルディック、3ツ星ミシュラン
- ロケーション:サッカースタジアム上階から公園を見下ろす、光あふれるダイニング。
料理の特徴
シーフードと野菜に特化した、季節ごとに変わる長いテイスティングコース。牡蠣タルトレットやロブスター×発酵乳など、北欧らしい“素材一点集中型”の構成が特徴です。
口コミ傾向
- 「一皿ごとの完成度が高く、景色も含めて“北欧最高峰”」「サービスが温かく、フォーマルすぎない」との声。
- ただし「価格が非常に高い割に、いくつかの料理は印象が薄い」という意見もあり、“総合体験としては満足だが、全皿が神レベルというわけではない”というニュアンスの口コミも散見されます。
4位 Aqua(アクア)|ヴォルフスブルク/ドイツ
- ジャンル:モダンヨーロピアン、3ツ星ミシュラン
- ロケーション:フォルクスワーゲンのテーマパーク「アウトシュタット」に隣接するリッツカールトン内。
料理の特徴
シェフ・スヴェン・エルヴァーフェルトによる、クラシックとモダンを融合させたコース。遊び心あるネーミングと繊細な火入れが評判で、「ドイツ料理のイメージが覆った」という声も。
口コミ傾向
- 「15年以上3ツ星を守るだけあって、味・サービスともに安定感抜群」「リッツのサービスと相まって非日常感がすごい」
- 一方、「ドレスコードや雰囲気がかなりフォーマルで、カジュアル派にはやや緊張感がある」という意見も。
5位 Martín Berasategui(マルティン・ベラサテギ)|ラスアルテ=オリア/スペイン
- ジャンル:クリエイティブ・バスク料理、3ツ星ミシュラン
料理の特徴
バスク料理の名匠ベラサテギによる、クラシックとモダンが融合した長いテイスティングコース。燻製ウナギのミルフィーユや魚介を多用した繊細な皿が代表作として語られます。
口コミ傾向
- 「13品以上のコースなのに一皿一皿が記憶に残る」「クラシカルなサービスと温かいおもてなしが心地よい」と高評価。
- ただ最近のインフルエンサーからは「一部のパンや付け合わせが価格に見合わない」との指摘もあり、“完璧ではないが、総合的には行く価値あり”というまとめが多いです。
6位 Uliassi(ウリアッシ)|セニガッリア/イタリア
- ジャンル:現代的シーフード、3ツ星ミシュラン
- ロケーション:アドリア海沿いのリゾート地にある海辺のレストラン。
料理の特徴
地元マルケ州の海と山の食材をテーマに、イカ墨・貝類・ジビエなどを組み合わせた独創的な皿の数々。
口コミ傾向
- 「海の香りを閉じ込めたような料理」「ワインリストが素晴らしく、ソムリエの提案が的確」と、高い満足度を示すレビュー。
- 一方で、「期待が高すぎたせいか、すべてが3ツ星級とまでは感じなかった」「塩気が強い皿もあった」との声もあり、好みが分かれる様子。
7位 Ikoyi(イコイ)|ロンドン/イギリス
- ジャンル:西アフリカのスパイスにインスパイアされたモダンキュイジーヌ、2ツ星ミシュラン
- 雰囲気:ストランド沿いのモダンで落ち着いた空間。テイスティングメニューはロンドンでもトップクラスの高価格帯。
料理の特徴
ガーナなど西アフリカ由来のスパイスやソースを、英国食材と高級テクニックで表現した独自路線。スモーキーで辛みのある味わいと、非常にミニマルな盛り付けが印象的です。
口コミ傾向
- 「ロンドンで唯一無二」「香りと辛さのレイヤーがすごい」とクリエイティブさを絶賛する声。
- 反面、「“西アフリカ料理”を期待すると別物に感じる」「ポーションがかなり小さくコスパは良くない」という意見もあり、食の冒険が好きな上級者向けという印象です。
8位 Amador(アマドール)|ウィーン/オーストリア
- ジャンル:クリエイティブ・コンテンポラリー、3ツ星ミシュラン
- ロケーション:17世紀のワイナリー地下にある、洞窟のようなドラマチック空間。
料理の特徴
スペイン系ドイツ人シェフ、フアン・アマドールによる前衛的なコース。モダンなテクニックとクラシックな味わいを高いレベルで両立させ、「タパスのようなアミューズが特に印象的」との声が多いです。
口コミ傾向
- 「ウィーンでは別格」「ワインペアリングが秀逸で、料理との相乗効果がすごい」と絶賛レビュー多数。
- ただし「3ツ星価格なので相応の覚悟は必要」「やや実験的すぎる皿もあり、人によって評価が割れそう」との感想も見られます。
9位 The Clove Club(ザ・クローブ・クラブ)|ロンドン/イギリス
- ジャンル:モダン・ブリティッシュ、2ツ星ミシュラン
- 雰囲気:元タウンホールの建物を使った、木の床とオープンキッチンの肩ひじ張らない空間。「ファインダイニングなのにリラックスできる」と評判です。
料理の特徴
ブリティッシュ素材をベースにした創作コース。オークニー産ホタテやバターミルクフライドチキンなど、カジュアルな要素を高級コースに組み込むスタイルが人気。
口コミ傾向
- 「サービスがフレンドリーで堅苦しくない」「ランチコースは比較的お得」という好意的な意見
- 一方、「ノイズレベルが高めで落ち着かない」「フルコースの値段はかなり高い」と、雰囲気と価格のギャップを指摘する声もあります。
10位 L’Auberge du Vieux Puits(ローベルジュ・デュ・ヴィユー・ピュイ)|フォンジョンクーズ/フランス
- ジャンル:クリエイティブ・フレンチ、3ツ星ミシュラン
- ロケーション:南仏ラングドック地方の小さな村にあり、「わざわざ旅してでも行く価値のある店」と評されます。
料理の特徴
シェフ・ジル・グージョンによる、美しいプレゼンテーションと地元食材を活かしたコース。チーズやデザートも名高く、「甘い皿が特に印象的」と語るレビューも。
口コミ傾向
- 「南仏で一番好きなレストラン」「料理・サービス・ワインすべてが完璧」との大絶賛が目立ちます。
- ただしロケーションがかなり田舎のため、「アクセスが大変」「宿泊込みで計画しないといけない」という実務的なハードルも語られています。
まとめ:ヨーロッパのグルメランキングをどう使う?
- このランキングはレビューとエンゲージメント(口コミ数・評価・話題性など)の総合評価で選ばれており、ミシュランやWorld’s 50 Bestとも重なる店が多いです。

