旅費をかしこく節約 思い出はそのまま、コストだけ軽く

旅行

1. いま、アメリカ旅行はいくらぐらいかかる?

① 日本⇔アメリカの航空券

  • 日系/米系の直行便利用のエコノミー往復の目安
    • 安い時期・早割: 8万~12万円前後
    • 繁忙期(GW・夏休み8月・年末年始): 12万~18万円以上 が増えている感覚です。
  • 旅行サイトの一例では、日本→アメリカ往復が約78,000円台からという表示もあり、安い日程を選べばこのレベルも狙えます。
  • 月別の傾向としては、11月など秋は平均往復811ドル程度と安め、8月など夏休みシーズンは1,100ドル前後まで上がるというデータもあります

節約ポイント

  • 直行便ではなく、ハワイ・西海岸・アジア経由便を混ぜて検索すると、1~3万円程度安くなるケースも。
  • 土日発着を外した平日発着、出発日の前後を1~2日ずらすだけで価格が大きく変わります。
  • Googleフライトや比較サイトで「価格アラート」をかけておくと、安くなったタイミングを狙いやすいです。

② アメリカ国内での宿泊費

大都市か地方か、ホテルランクによってかなり差がありますが、全体としては「高止まり~やや高め」です。

  • 全米ホテル平均ADR(1泊あたり平均料金):
    2024年3月時点で 約160ドル(約2.4万円)
  • 2025年のホテル価格指数では、米国内平均174ドル/泊というデータもあり、少しだけ下がったものの、依然として高水準です。
  • 都市別の例(2024年10月のデータ・1泊平均)
    • ボストン:320ドル
    • ニューヨーク:284ドル
    • オースティン:252ドル

節約したい場合の目安

  • モーテルやバジェット系ホテル
    1泊 56~100ドル程度 のレンジが一般的とされています。
  • Airbnbなどの民泊は、都市や時期しだいですが、
    • 大都市中心部:100~200ドル
    • 郊外・地方都市:70~120ドル くらいが目安。

③ 食事・交通などの現地費用

食事

  • ファストフード:10~15ドル(バーガー+ポテト+ドリンク)
  • カジュアルレストラン:1人20~30ドル+チップ15~20%
  • ちょっと良いレストラン:40ドル~(アルコールを飲むと+α)

物価全体は、アメリカのインフレ率が2025年9月時点で年率3%前後と、日本より高めで推移しています。
旅行関連の価格は前年より約2%程度高いという分析もあり、じわじわ値上がり傾向です。

交通

  • 地下鉄・バス(都市部):1回 2~3ドル程度
  • ライドシェア(Uber, Lyft):
    • 近距離(10~15分):10~20ドル
    • 空港~市内:25~60ドル程度(都市により大きく変動)
  • レンタカー:1日 50~100ドル+ガソリン+保険 が大まかな目安。
    ガソリンは地域差がありますが、日本よりやや安い~同程度のことが多いです。

2. 入国・ESTAの最新情報

日本人は短期観光なら、従来どおりビザなし+ESTAで渡航可能です。

  • ESTA申請はオンラインで実施。
  • 以前は合計21ドルでしたが、2025年9月30日以降は40ドルに値上げされました。
  • 有効期間:2年間(ただしパスポートの有効期限まで)。
  • 渡米の72時間以上前の申請が推奨されています。

注意点

  • 公式サイトから申請しましょう(代行サイトは手数料で割高)。
  • 渡航回数が多い人は、値上げ後も2年間何度も使えるので、コスパ自体はそれほど悪くありません。

3. アメリカの物価感覚(ざっくり)

日本と比べたときのざっくりイメージは、

外食・宿泊・サービスは高い、スーパー食材は物によっては日本より安い

という感じです。

体感しやすいポイント

  • ホテル:
    日本で1万円台前半のビジホクラスでも、アメリカでは150ドル前後が普通、都市部ではさらに高いことも。
  • 外食:
    チップ込みで、日本の1.3~1.5倍くらいの感覚になりやすいです。
  • スーパー:
    • 牛乳・卵・パンなどは日本より少し高いか同程度
    • 大容量の冷凍食品・お菓子・飲料は、単価で見ると比較的割安
  • 旅行関連の価格指数(Travel Price Index)でも、2025年時点で前年から約1.9%の上昇と報告されており、じわじわ負担が増えています。

4. アメリカの文化・マナーの基本

① チップ文化

  • レストラン(テーブルサービス):
    料金の15~20%が一般的。
  • タクシー/ライドシェア:
    料金の10~15%程度をアプリ上で選択することが多いです。
  • ホテルのポーター
    荷物1個につき1~2ドル
  • ハウスキーピング:
    1泊あたり1~5ドル程度を枕元に置くスタイルがまだ残っています。

最近は**チップの自動提案(タブレットで18%・20%・25%など)**も多いので、慣れないと「高い!」と感じがちですが、文化として受け入れておくとストレスが減ります。

② キャッシュレスと税金(Sales Tax)

  • クレジットカード/デビットカード/スマホ決済が非常に普及
  • 一部の小さな店やチップ用に、**少しだけ現金(20~50ドル)**を持っておくと安心です。
  • 日本の「消費税込み表示」と違い、アメリカでは多くの場合**「税抜き表示+レジで税金上乗せ」**になります。
    • 州によって税率は異なり、0%(オレゴンなど)~10%前後まで幅があります。

③ 多様性と会話のマナー

アメリカは人種・宗教・価値観が非常に多様な国で、地域によって雰囲気もかなり変わります。

  • 政治・人種・宗教の話題は、初対面では避けるのが無難
  • カジュアルな場面では、店員さんや知らない人が
    「How are you?」
    と話しかけてくることも多いですが、軽いあいさつレベルなので
    「Good, thanks. How about you?」
    くらい返せればOKです。

④ 安全面の感覚

  • 観光地は基本的に多くの旅行者が訪れますが、夜の人気のないエリアは避ける地下鉄で貴重品の管理に注意など、日本より一段階警戒レベルを上げるイメージです。
  • 荷物はファスナー付きバッグ+前持ち、財布やパスポートは分散保管がおすすめです。

5. 季節ごとの特徴とベストシーズン

アメリカは国土が広く、地域によって気候がかなり違います。
ここでは「西海岸(LA・サンフランシスコ)/東海岸(NY・ボストン)/南部(フロリダなど)/内陸・国立公園」に分けてざっくり整理します。

春(3~5月)

  • 西海岸(カリフォルニア)
    → 気温も穏やかで、観光しやすいベストシーズンの一つ。
  • 東海岸(NY・ボストン)
    → 3月はまだ寒いですが、4~5月は桜や新緑がきれいで、街歩きに最適。
  • 南部(フロリダ・ニューオーリンズなど)
    → 夏ほど暑くなく、湿度もまだマシで過ごしやすいです。

メリット

  • 航空券・ホテル価格が、夏や年末ほどは高くなりにくい。
  • 国立公園も雪解け後で、アクセスしやすくなります。

夏(6~8月)

  • 家族旅行シーズンで最も混雑&高額
  • ニューヨーク・シカゴなどは30℃超えの日も多く、蒸し暑くなります。
  • 国立公園(イエローストーン・グランドキャニオンなど)はベストシーズンで、トレッキング・ドライブが楽しめます。

注意点

  • 航空券・ホテルともにピーク料金
  • ディズニーワールド・ユニバーサルスタジオなどテーマパークは、
    「人が多い+暑い+並ぶ」三重苦になるので、
    可能なら6月中旬や9月など肩シーズンを狙うと快適です。

秋(9~11月)

  • 東海岸やニューイングランド地方は、紅葉の名所として有名。
  • 旅行サイトのデータでも、11月は日本→アメリカ間の航空券が比較的安い月とされています。
  • ニューヨークも9~10月は気候がよく、街歩きしやすいベストシーズン。

おすすめ

  • 紅葉+都市観光+物価もピークより落ち着くため、
    コスパ重視で観光を楽しみたい人」に特に向いた季節です。

冬(12~2月)

  • ニューヨーク・ボストン・シカゴなどは厳しい寒さ&雪
  • クリスマス~年末年始にかけては、ホテルも航空券も高騰します。
  • 一方、フロリダやカリフォルニア南部、ハワイは過ごしやすい気候で、
    「冬の避寒地」として人気です。

メリット/デメリット

  • クリスマスイルミネーション、カウントダウンイベントなど、
    雰囲気重視の旅」には最高。
  • ただし、天候によるフライト遅延・欠航も発生しやすいので、
    予備日や余裕を持ったスケジュールを組むと安心です。

6. アメリカ旅行をお得に楽しむコツ

最後に、「旅行費・物価・文化・季節」をふまえたお得ポイントを整理します。

  1. 航空券は“時期×発着日”で大きく変わる
    • 夏・年末を避け、春・秋の肩シーズンを狙う
    • 平日発着・乗り継ぎ便を検討
  2. ホテルはエリア&グレードでメリハリをつける
    • ニューヨークなど高い都市では、
      「中心部数泊+郊外・周辺都市に数泊」など分散ステイもアリ。
    • モーテルやバジェットホテルの活用で1泊100ドル以下も狙えます。
  3. 食費は“外食メインか、自炊・テイクアウト多めか”で調整
    • スーパーでサラダ・惣菜・パンを組み合わせれば、
      1食10ドル前後に抑えることも十分可能です。
  4. チップ&税金込みで「日本+30~50%」くらいの感覚で予算を組む
    • レストランでは、メニュー価格+税金+チップ=実際の支払いになることを前提に。
  5. ESTA値上げ(40ドル)を前提に早めに申請
    • 2年有効なので、複数回渡航予定がある人は早めに取得しておくと効率的です